2019年3月3日 ヤフーブログより引っ越し

2018/9/6(木) 午前 10:10


どうも、毎度お馴染み…

「偽物」の京都橘ファン(もどき)です。

もう、慣れたなぁ~…(笑)

ってな事で、あっという間に10日以上…早いっすね。
ちょっと平日は中々時間が取れなくて、記事どころではないのが実情ですが、まあのんびりボチボチと…。
何気に期待している方!(多少はおられるようで)すみません。

実は唐突に「転居」することになりまして!
あっ、別に倉吉に帰郷するわけではありません(それは10年後かな?)
まあ転居と言っても同一市内での転居…まっ普通の引っ越しってやつですが、もう15年ぶりくらいの引っ越し作業…毎日荷物の片づけやら、不用品の選別、業者との調整、その他もろもろ…あぁ~!!!っと叫びたくなりますね(笑)

っていうような諸事情で、更新が遅滞気味になっている始末でございます。

当ブログは私の母校の応援が主な目的なのですが、それと同時に私個人の趣味なりその他を徒然草…的に、あれこれ紹介やら独り言をポツリ…と、と言った趣旨のブログでございます。

当初は母校のネタばかりだったため、当然卒業生くらいしか来訪者もおられなかったので、訪問者数のカウントもまあ微々たるものでした。

ところが、この夏あたりから急激に増加して、予想外・想定外の事態に陥った!…と言った状況であります。
本当に、突然「急激」に…正に「激増」と表現したほうがピッタリなくらいの増加ぶりで「一体どうしたんだ?」みたいな状態でした。
調べてみるとどうも「アクセス解析」の訪問元に何やら見知らぬURLが!!

「なんだこれ?」

と調べてみたら…どうやら何方か存じませんが、「ハッシュタグ」とやらを付けられた?(そう表現するものなのかすら知らない)みたいで、一気に認知されてしまって、あちらこちらから来られるようになったようです。

すみません…昭和のオッサンなので「ハッシュタグ」?…なんじゃそれ?ってな具合です!(笑)「ハッシュ」といえばマックの「ハッシュポテト」くらいしか知らんぞ!(爆)

あっ!ちなみに、私はマクドナルドは「マック」と発声します、決して「マクド」などとは言いません!(キッパリ)
「オレンジの悪魔」達は関西圏なのできっと「マクド」と発声してるんでしょうね?
でもいくらファンでも「マック」は「マック」です!(再度キッパリ)

すみません、冒頭から横道にハマりこんでしまって!

ってな状況で、どうやら多くの方の目に留まったらしく?いきなり膨大な訪問者数と相成った次第でございます。
まあ、ブログ運営者としては嬉しいのですが、そうなると玉石混合(失礼)…先日のような件も発生したりで、ブログ運営の難しさを痛感しましたね。

>※2019年2月3日訂正
「玉石混合」→正しくは「玉石混交」だそうです。
コメント主さんからのご指摘により訂正致します、失礼致しました。
あ~浅学と言うのは恥ずかしい事ですね?<

また最近はこれとは別にまたもや見知らぬURL…「今度はどこ?」みたいな感じだったのですが、調べてみたら…なんとビックリ!!
そこは…日本でも有数の「京都橘ファン」の中ではコアなマニア…いや超絶ファンとでも申しましょうか、それこそ正に「正統派」とでも表現したほうがピッタリなファンブログだったんですよ。

まあ、一言で言えば…此処とは真反対の場所!?(爆)

「月とすっぽん」
「王様と奴隷」
「包丁と核ミサイル」
ってくらいの大きな隔たり?格差?があるって感じですかね!
いつぞやの話ではありませんが、それこそそこの人たちは「本物」なんじゃないんですかね!?
基本的にファンに「本物」も「偽物」もないとは思っておりますが、あえて区分けするならばそんな表現がピッタリって感じの。

まあ、まじめな話、よくぞこんな地方のオッサンの戯言だらけの「偽物」ブログに…と驚き桃の木山椒の木!!ってな感じです。

とは言いつつ、まあ…根本的に私とは住む世界(価値観その他)が違いますからね!?
その人達はその人なりの応援・活動をされればよいだけの話で、私は私の想いで応援していくだけの話です。
しかし?そんな超絶ファンの高度な情報・知識を持ってる人たちが、こんな素人の…しかも「偽物」のオッサンブログに何用だったんでしょうね!?
得るものなど何もないと思うんですが…あっ!もしかして…「お茶漬け」?って感じですかね(爆)いつもステーキだからたまには…的なアレなのかも!。
それなら納得!(笑)でも…あ~ビックリした!(笑)

まあ、別世界の方々の事はどうでもよいので、この辺で。

さて、本日も恒例のなが~い前置きでしたがすみません。

して!本日のお題は…

「旗衛隊」…

「だ・か・ら!…いつも言ってるけど、なんじゃそれ!?」

って声が…まあまあ、少し落ち着いて。

これ、読めますか?
「はたえいたい」とかじゃないですからね。
これは「きえいたい」と読みます。

じえいたい?…いえ、きえいたいです!

「旗衛隊」とはなんぞや?

これです!!
海自兵学校行進-1
「やっぱ、自衛隊じゃないかぁ~!」

いやいや、具体例を挙げればこうなるだけの話ですよ。(笑)

改めまして、これが「旗衛隊」です。
軍隊などで、「旗」が各種ありますが、その「旗」を護る(衛る)「部隊」の事を「旗衛隊」と言います。
「旗」をもつ「旗手」と、その旗(旗手)を護る「衛兵」がセットになって「旗衛隊」を編成してます。
規模はケースバイケースですが、大抵が3名~10名まではいかないと思います。
上記画像は、海上自衛隊「江田島」(旧海軍兵学校)で行われた式典での「旗衛隊」の様子になります。
他にも陸・海・空それぞれ自衛隊(国内では)がありますが、各種行事などで見る事ができますし、警察・消防等にも存在するそうです。
ただ、警察はまだしも…消防の場合は「護衛」と言っても「銃」も「剣」も持ってませんからビジュアル的には…どんな感じなんでしょうね?「鳶口」とか「放水筒」とか持ってるんですかね?(笑)
また、外国等の軍隊でも当然同様の部隊をその都度編成をして行事等に臨んでおります。
一例として、
陸自フランス行進-1
こちらはフランスで行われたパレードの様子で、わが国からも陸自の部隊が参加しているようですね。
それぞれの国が国旗を中心に旗手が携え、両脇を「護衛兵」が付き添う形をとっております。
それぞれの「護衛」が携行する(武器)は、「銃」であったり「剣(サーベル)」であったり…とそれぞれお国柄が出るようですね。
こうして他国と比べると、どうも我が国はこのような晴れの場での盛装と言う観念が少し乏しいような気がするのですが、そう思うのは私だけですかね?

ちなみに、似たようなものに
旗衛隊3-1
こんなのがあります、こちらは陸自のおそらく駐屯地か何かの式典での1コマだと思うのですが、「旗」の周りを囲んで歩いてますが、こちらは「旗衛隊」ではありません。
画像の説明にもあります通りで、ただ単にその部隊の「指揮官」とその「幕僚」と同行する「旗(この場合は「連隊旗」)」と言う構図です。
なので、「旗」を護る「護衛兵」が存在しないので、「旗衛隊」ではないのです。
なんとなく、紛らわしいですよね!(笑)

まあ、神代の時代からこの「旗」と言うもの…軍と言うものにとっては欠かすことのできない重要な「アイテム」でありまして、核ミサイルやら原子力潜水艦、ステルス戦闘機などが跋扈する現代においても決して蔑ろにはされておりません。

とは言いつつ、実際に旗を先頭に「突っ込め~!!」なんて言ってたのは、大東亜戦争時の我が帝国陸海軍が最後だったのでは?と思うんですけどね。

なんといっても現代は「目立たず」「隠密」に…が主で、とにかく派手なカラーリングは不可!!何から何まで目立たない「アースカラー」が基本ですからね!
ましてや各国それぞれ「カラフル」な自国の国旗を手に突撃でもしようものなら…自殺行為ですね!。

そんな戦場での活躍の場は失われつつある「旗(軍旗)」ですが、軍(部隊)の団結の象徴としての効果はやはりそれなりにあるようで、今もって重要なアイテムであることには変わりはないようです。

ちょっと表現しづらいんですが、やっぱり「旗」が翻っているのといないのとじゃ、雰囲気、高揚感とか全然違いますよね!
わかりやすいのがサッカーのW杯などのスタンドでのサポーターの情景ですかね!
日の丸や、旭日旗がそこらじゅうに翻りながら選手を応援している様はやはりグッとくるものがあります。
やはり古来から「旗」と言うのは群衆心理に働きかける何かがあるのかもしれませんね。

さて、今回はそんな「旗」のお話…

そして…「旗」と言えば…

「Color Guard」

はい、皆さんご一緒に!「カラーガード」

おぉっと~!ついに「カラーガード」の登場です!!

ちなみに「カラーガード」を日本語に訳すと「旗衛隊」となるわけです。
「えぇ~い!まどろっこしいわい!」っと怒号が聞こえてきましたね。

と言う事で、今回この「偽物」の京都橘ファン(もどき)の私めが話ますのは、「京都橘高等学校吹奏楽部」の「スパイス」たる「カラーガード隊」です。
まあ、「偽物」の戯言なので、多少の間違いその他はご愛敬ってことで(笑)

前もってご忠告!超絶詳しい情報が欲しい方は、どうぞもっと高度なマニア・ファンの方が運営されているブログなりがありますので、どうぞそちらへ!

さて、前置きはこの辺で。

ちなみに、カラーガードと言う存在を全く知らない人もいると思います。
私自身も「京都橘高等学校吹奏楽部」のファンになるまでは全く知りませんでした!
簡単に言えば、パレードその他で演奏している傍で旗等を持って「踊っている」人の事です。


ちょっと表現が難しいというか、とにかく演奏をせずに旗またはその他の小物を持ってステップ踏んだり、振り付けしてたり…と言った動作をしてる人たちの事ですかね。
2018ローズ ファイアーボール坂-1
こちらがカラーガードです!(以下「ガード隊」と呼称)

こちらは今年(2018年)の元旦にアメリカで行われた世界最大のパレードの祭典「ローズパレード」での1コマです。
スタート地点を出発後、しばらくして110度ターンをキメて(通称「マリオターン」)大通りに出てから1回「Sing」をやり終え、緩斜面を下りながらの「FIRE BALL」をキメてるときの「ガード隊」の様子です。

既出ですが「いざ、桃山! - その1-」や「いざ、桃山! - その2-」などで既に紹介しております通りで、2012年「ホラっちゃ先輩」率いる108期を主に107期以前の「オレンジの先輩」達の応援参加を得て、総勢「142名」の悪魔たちがアメリカに渡り、彼の地で彼女(彼)らは所狭しと大暴れ!…で、存分にアメリカ人どもの心胆を寒からしめた?…いやいや喝采と称賛の嵐に見舞われました!(笑)
2012ローズパレード1-720
その際、普段の国内での各種コンテスト、イベント等では人数に限りがある関係で、少数派として存在している「ガード隊」ですが、この時は「オレンジの先輩」の応援参加を得て、いつにない大増量?(笑)いや大編成として華々しい活躍をしました。
2012ローズガード集合-1-800
いやいや、「京都橘高等学校吹奏楽部」としても未だ誰も経験したことのなかった世界最大のパレードの祭典「Rose Parade」。
不安と期待が入り混じりながら、そして現役はまだしも「卒業後」の参加と言う「オレンジの先輩」達の勇気ある決断!!
そして、演奏をさらに彩深くさせる華麗な旗さばき&観衆とのコミュニケーション!!
その演奏の音色とともに、彼の地の観衆の目と耳にしっかり焼き付かせてくれました。

さて、「カラーガード」

実は今年の初め「京都橘高等学校吹奏楽部」の存在を知った私ですが、当然「吹奏楽」…と言うより「音楽」自体に殆ど興味も知識もなかった私です。
当然、この「ガード隊」と言う存在を初めて見たときも「あぁ、旗振ってる女の子がいるなぁ~…」と言った漠然とした感情しか持ちませんでした。
最初は「チアリーダーみたいなもんかな?」…とか、「バトン部?」みたいな感覚しか持っていなかったんです。
しかし、あれこれと膨大な「京都橘高等学校吹奏楽部」の動画をみるうちに、この「ガード隊」の重要性と素晴らしさにすっかり魅了されてしまいました。

ガード隊は「演奏」しません!
(マーチングでは)
もちろん、ガード隊の部員もしっかりと「吹奏楽部」の部員です。
なので、ガード隊の担当と言ってもちゃんと担当「楽器」があります。
選ばれる選考基準と言うものがどういったのものなのか?…はあれこれ理由があるそうです。
私は「偽物」なので多々間違った情報を書き込んでしまいますがご容赦を。
まず多いのが、各パートで人員(部員)数が多いパートから選考される率が高い!らしいです。
まあ、こちらの情報はなんとなく誰でも納得!って感じの理由でしょう。
今現在の「京都橘」の部員数は例年100名を超えてるそうですから(2011年 ホラっちゃ先輩の時なんて「総員」69名)、例えば10名近くいるパートを放っといて、わざわざ3,4名しか居ないパートから選出なんてしないでしょう。
となると?動画などで何気に見ていると、やはり「クラリネット」「フルート」「トランペット」「トロンボーン」などは担当者数が多いパートになりますね。
特に「クラリネット」などは例年かなりいるみたいに感じます。(間違いならすみません)、
蛇足ながら、選考と言う話ついでに!
意外にDMに選ばれる人も「クラリネット」出身者が多いように感じますね!(ホラっちゃ先輩も、2017年DMさんも今年のDMさんもクラリネット担当です)

と、話を戻して!!
上記のように、担当者数が多いパートから選ばれると言うのが、やはり一番確率的には高いのかもしれません。
あと、「マーチング」では使わない「楽器」担当部員が指名?選考?されるというパターンですかね!。
「京都橘高等学校吹奏楽部」…は、その名の通り「吹奏楽部」なんです!(笑)
決して「京都橘高等学校マーチング部」ではありません!!
が!TV放映等の影響で(私もですが)多くの方が「吹奏楽(座奏)」もしている…と言う感覚が欠如しているような気がします(笑)
なので、通常の演奏…つまり「座奏」をするときには普段はあまりYouTube等でも見かけない楽器(コントラバスその他)がありますが、それらの楽器を担当している部員の方がガード隊担当になる率も高いようです。
まあ、こちらも言われてみれば納得って感じですね!
ちなみに「パーカス隊」でもティンパニーや銅鑼などのマーチングでは使用しない楽器を担当している部員の方がいますが、こちらはひっくるめて「打楽器」になるので、マーチングの際は通常は他の打楽器(シンバルやスネアドラムなど)に持ち替えての参加になります。
コントラバスなどは「弦楽器」なので、他に同種の楽器がないためそうなってしまうようですね(推測ですが)

私、最初にガード隊の事を「スパイス」と表現しました。
あくまでも良い意味で例えたつもりなので「心外だ!」と思われた「当事者」がおられたならばすみません。(部外者はいいです)
これについては後述します。

このガード隊と言う存在。
他のチームなどにも当然存在しているのですが、バンドパートの部員とは装いが違うところが多いように見受けられます。
2014ナゴヤ・マーチング&バトン・ウェーブ'14 高輪台1-3
京都橘ファンなら一度は見ているはずのこちらの画像ですが、こちらは2014年に名古屋で開催された「ナゴヤ・マーチング&バトン・ウェーブ’14」からの1コマとなります。
画像は、「東海大付属高輪台高等学校 吹奏楽部」の演奏・演技になりますが、こちらのガード隊ですが、旗のみならずドレスを着てダンスをしている部員も存在しております。 
ガード隊ですが、多くの吹奏楽部は部内に要員が在籍していることが多いらしいですが、中にはガード隊「専属」の部員と言う形態のところもあるらしく、更に部員ではなく、支援と言う形で例えば同じ学校の「ダンス部」や「バトン部」などが参加するところも少なからずあるようです。
しかし、支援の場合はさておき、部内(部員)でガード隊「専属」って?…一切楽器とかはしないんですかね?(それもまた凄いと思いますが・笑)
まあ、それぞれの事情があるという事でしょうね。
2010 関西選抜ローズ-1
こちらは、 また少し古いですが2010年にローズパレードに参加した「関西地区選抜チーム」の様子です。
こちらもガード隊を擁しておりますが、やはりバンドパートとは衣装が異なりますね!着物のようなデザインで「和」をイメージしたような衣装となっております。
ちなみに、この年のこのチームは「関西地区」の選抜チームなので、こちらのガード隊のメンバーもおそらく各校からの混合チームかと思われます。
こう言った混合チームだと練習その他は調整やらなにやら…あれこれ普段以上に大変でしょうね。校風・部風など各校それぞれのカラーがありますからね!目標は同じでも小さなところで「阿吽の呼吸」?のようなもの、根底にあるものが微妙に違ったりするでしょうから、それを合わせるのはホント大変だと思います。
今年(来年?)のローズパレードは、わが山陰から「出雲」が「ALL Izumo」として参加するようですが(2回目)、地域の他のチームとの合同・混成となって編成するようですが、これもまた何かと大変だと思います。
全国の皆さんは知らないでしょうが、実は「出雲人」…山陰屈指の「排他的地域」の人ですからね!(笑)
ホント「よそ者」を心底嫌うんですよ!!、いやいや、ホントですよ?。
もちろん悪い人達ではありませんよ!?ただ、気質的にその傾向が強いんです。
私仕事の絡みで数か月暮らした事がありますが…いやいや、参りました!(笑)
同じ山陰人だろ?と思って油断してたら…ヤラれました!(爆)
う~ん?…「我」が強いというか、プライドが高いと言うか…。
まあ、思いっきり「よそ者」扱いされちゃったときは参りましたね、マジで。
「世の中、ホントのこんなことってあるんだ!?」って(笑)
ってことで、すべてがそうだと言うわけではありませんが、その傾向が強いってことで。これホントですからね!(笑)(ただし私の経験による…です・笑)

さて、話が逸れましたが、合同・混成と言えば2012年、2018年の京都橘も「オレンジの先輩」達との合同チームで参加したわけですが、当然「現役」と「OG・OB」との間にもそれなりの齟齬(ギャップ)が存在したと思います。
「私たちの頃は…」とか「えっ?今はそうなの?」みたいな(笑)
ただ、「京都橘」の場合はやはり合同・混成…とは言いつつも、結局は同じ「京都橘高等学校吹奏楽部」なので、根底にあるものが同じなわけです。
(もちろんほぼ全員「田中先生」の教え子ですからね!・笑)
年度、期で何某かの些細な違いはあるにせよ、根底にあるもの、ベースとなるものが一緒なわけで、同じ「橘愛」で結ばれているわけです。
そこが、他の合同・混成チームとの差なんでしょうね。

ちなみに
2016 ローズ 名古屋南行進-1
こちらは、2016年にローズパレードに参加した「名古屋南校」のガード隊です。
こちらのガード隊は、上記のチームとは違い「京都橘」同様、バンドパートと同一の衣装のようですね。
諸々意見はあるんでしょうが、統一感はやはりありますね!
「バンドパートとガード隊では役割が違うから、別衣装のほうが良い!」と言う方もおられると思います。
人それぞれなので、一概になんとも言えないですが、私個人としてはこちらの名古屋南校や京都橘のように統制された衣装と言うほうが好きかも?…です(笑)

さて、ローズパレードを主に京都橘とその他のチーム等のガード隊の衣装について少々記述致しましたが、それではそろそろ「京都橘」のガード隊を少し顧みたいと思います。
ちなみに、2014年以降の各期ガード隊の状況などを垣間見ます。
2014ガーズ1
どういった訳か、意外とファン層の厚い2014年111期の面々ですが、年度初めの「ブルーメの丘」での公演時はガード隊は6名編成でしたが、秋のマーコン時には定数?の「7名」体制に編成をして臨んでおります。
成果はご承知の通り、3年ぶりの「全国大会進出」だったのですが、惜しくも「銀賞」でした!!残念。
2015ガーズ1
続いて2015年、この年度はもはやご承知の通り2年連続の全国大会進出にくわえ、6年ぶりの「ゴールド金賞」奪還の年でしたが、こちらも年度当初の「ブルーメ」では「5名」体制でのスタートでした。
が!マーコン本番時には「2名」の増加編成を持って臨んでおります。
やっぱ「7名」と言う編成数がバランスがいいんですかね?
2016ガーズ1
2016年です。
この年度は、恒例の年度当初の「ブルーメ」の時からすでに「7名」体制でのスタートでした!理由は不明ですが、意外とガード隊志望の子が沢山居たんですかね?
もしかしたら?…翌年のローズパレードに向けて、前倒しで要員教育?も兼ねてたのでしょうか?
って言うか、そもそもローズパレード参加の通知っていつ頃くるんでしょう?
準備その他、移動(渡航)、宿泊、日程などの調整・連絡など事前手続きその他は膨大なものになろうかと思うのですが、それを考慮すると2018年元旦に本番とは言いつつ、その1年前でもかなりギリギリの線なのかもしれません?
となると?もしかしたら2016年初頭か、まさかの2015年終わりあたりにはすでに通知が来ていたのかも?。
この部分は何気にYoutube等の動画でも私はまだ見たことがないので、不明な部分ですね。(もちろん先刻承知している超絶マニアの方もいるんでしょうが・笑)
もし、仮にその辺りで既に連絡があって予定が決まっていたのなら?…あらかじめ要員の確保を念頭に入れるというのもありっていえばありかな?(笑)
2017ガーズ1
そして、いよいよ2017年…翌年明け元旦の「ローズパレード」本番を迎える年になりました!!
2017年初頭、2016年度卒業生(113期)が去り、新3年生&2年生のみでの「さくらパレード」で始まった新生「京都橘」ですが、この時はまたまた減少して「5名」体制でのスタートを切りました。
更に翌月、年度初頭の恒例行事「ブルーメの丘」公演では…な、なんと!!更に1名減ってまさかの「4名」体制!?…ん???

「一体どうなってんの?」

と思いきや、その翌月のブラスポでは今度は逆に「大増員」「大量動員」って感じで、一気に「9名」体制への変更です。
もうこれはもはや明らかに「ローズパレード」対策以外の何物でもないでしょうね(笑)、要員の確保ってことなんでしょう。
でも、秋のマーコン本番では例年通りの「7名」体制。
やっぱもうコンテストの時は「7名」基準っていうのが確立されているのでしょう。
ってことは…あとの「2名」は予備要員!?(笑)
さすが「田中先生」…先を見通してあらゆる手を打ってますね!
っていうか、田中先生…ご承知の通り、2018年のローズパレード終了後の3月末「退職」されました。同時に「顧問職」も退任されました。
23年もの間、ずっと京都橘高等学校吹奏楽部を支え、育んで来た先生が「ここが最後の正念場」と決意しておられたんでしょうね!?
最後の1年、まさに己自身の総決算!!…的な想いが去来されたのかもしれません。
打てるべき手、考えうるあらゆる手立てを講じて先を安んじたのかもしれません。
そして、その想いに見事に応えた現役&OG・OB…本当に素晴らしい。

2012年のローズパレード初参加!から…「伝説」「伝承」となりつつあったあの記憶…

そして6年の歳月がながれ…
今再び!!…あの空へ!
2018ローズ 精鋭200-1
またまたやっちゃいました!悪魔たち(笑)
前回よりも更にパワーアップして再度アメリカ本土席捲です!!
2018ローズガード集合-3-720
ガード隊も前回よりも更に増強されて暴れまくり!?(笑)
この2018年のローズではガード隊から1名途中離脱された方がおられました。
どうやら当初から?膝を故障しておられたようでしたが、サポーターを巻いて、その痛みを押しての参加…結果途中での「リタイヤ」とはなりましたが、膝の痛みをものともせず本番に臨んだその姿勢こそ「橘スピリッツ」…いや「橘のガード隊スピリッツ」なのかもしれません。
ご本人は、途中でのリタイヤを相当拒否されたのかどうかは不明です、が!普通に考えてもおそらく彼女は「やります!」って思ってたんでしょうね。(推測ですけど)
体育会系文化部の「京都橘高等学校吹奏楽部」ですからね!!
ドクターストップが掛かったのかどうかはわかりませんが、断念するにあたり相当悔しかったのではないでしょうか。
でも、その「姿勢」に本当に頭が下がります。今更ですが「お疲れ様でした」。

ちょっとふと思ったんです!
こう言っては甚だ失礼極まりないのですが、あくまでも「素人考え」で思ってしまうのは、バンドパートは密集して頭数もいて演奏してますから、もちろんミストーンなどは目立ちますが、逆に「吹かない」って動作は目立ちませんよね?
ローズパレードのような9キロもの長距離を演奏&ダンス・ステップでパレードするっていうのは物凄い体力と気力の消耗だと思います。
とりあえず何とか最後まで演奏し切る為にはどこかで「手抜き」(言い方が悪いですよね、すみません)と言うか「休憩」をとらなきゃもたないと思うんです。
体力的にも個人差がありますから、各パート10名程いるならば、所々でほんの1小節か2,3小説程度の休憩があってもおかしくはないと思うのです。
10名の内所々で1,2名が「吹いてない」としてもさほど気になりません(ってか気づかない)、それぞれパート内でお互い様で交互に「休止」しつつ音を途切らせることなく演奏していっても、それは全然OKだと私は思うんです。
とにかく「口」が疲れてきますからね?特に管楽器は。
でも、それで最後までやり通す事ができ、尚且つ観衆に披露できたのならば全然それでOKだと私は思います(私見です)

でもガード隊はそうは簡単に行きませんね?
1人でも旗振るタイミングがズレたりすると…途端にわかりますよね!外面を一番重視されるパートですからね。
って考えると、一瞬の油断も許されない任務なわけですよ!
いやいや…これってかなりキツいっすよね。
もちろん、演奏しているバンドパートの人たちも息絶え絶えで吹奏している訳ですが、先ほども申し上げた通りで、どこかでちょこっとだけ手を抜いたところで観衆に「バレる」事はほぼありません。(すみません、心の汚い大人(偽物)の考える事なんで…)
が!しかし、ガード隊は…そうはいきませんよね!?
ずっと「旗」振って、ダンスして…の繰り返しです。しかもビジュアル的に一番目立って…ましてや「旗」を受け損なって「落とした」なんて事になったらなんとなく「非国民」状態?(笑)な目で見られてしまうこともあるかも??

まあ、その本人が一番恥ずかしいって思われるでしょうから、外野があれこれ言っても仕方がないのですが、やはりポツンと間隔が空いた場所で演技してますから、何をやっても目立ってしまう…と言う宿命にあるわけです。

いや~!これって…どうです?
ホント大変って一語に尽きると思うんですけどね。
しかも「自分自身」の動きのほかに、「旗」の動きがあるから余計に目立っちゃいます。
ある意味一番「ストレス」がたまるパートかもしれません。
いろんな意味で…メンタルが強くないと耐えられない部署かもしれないですね。

でも、そのガード隊もバンドパートの皆と同様、常に「元気いっぱい、笑顔いっぱい、夢いっぱい」の合言葉で常に笑顔とおもてなしの心を忘れていないのです。
バンドパートはやはり演奏と言う本来の任務があるわけです、そこは絶対に蔑ろにするわけにはいかない部分です。
で!余裕があれば観衆に対するサービス?もするのでしょう(タッチだとか)。
が!しかし、そのバンドパートが手の届かない部分と言うものをガード隊がしっかりフォローしているのがとても印象深いものを感じました。
2012ローズディズニー夜間-1
こう言ったある意味「伝統」とも言うべき事柄は…なんとしっかり2018年に至ってもしっかりと受け継がれております。
2012,2018ローズバンビ
素晴らしいですね!
こう言った部分がまさに「任務分担」って感じで、それぞれの特性に応じた働きをしっかりしている訳です。
恐るべし「京都橘高等学校吹奏楽部 カラーガード隊」!!!(笑)

そうした任務区分とは言え、ローズパレードでは2012年、2018年と双方ともに最後尾に位置しており、何となく「影」?のような存在に映ってしまうガード隊です、おまけに悲しいかな、Youtube等の動画などでローズパレードはもとより、いつもの各種コンテスト・イベント等でもあまりメイン(いわゆるセンターのような位置)の立ち位置にはいないのが現状です。(やっぱりどうしても「演奏」の方に目が行ってしまいますよね?)
ところが、このガード隊の動きをメインに映し出した映像があるのですが、これがまた…超絶「格好良い」んですよ!!
時は2009年の全国大会、件の2大会連続ゴールド金賞を獲得した年になります。
既出ですが当方記事の「橘の…DM」の時のお話です。
2009年ガーズ超絶フラッグ
いやいや、もう…どうしましょう!?
ある意味、ガード隊をここまでメインに据えて、長時間流した映像ってそんなにありませんよ?しかも舞台は…大阪城ホール!!
「全日本マーチングコンテスト」本番でのシーンになります。
通常ならこの場面は、あの有名な「グルグル」を実施してる最中なので、いつもなら大抵「グルグル」がメインに来てもおかしくはないはずなんですが?…
これを編集した「日本パルス」の監修者エライ!!貴方はよくわかってらっしゃる!
この上の一連画像の特に5番に写る手前一番右側の女子の堂々たる構え!
大股広げてすっくと正に仁王立ち!!旗を水平に構える所作など超絶格好良いですね。戦国武将が槍を構えているような雰囲気です。

今でこそ京都橘高等学校吹奏楽部のガード隊など(バンドパートも同様ですが)激しいのが当たり前!って感じですが、振り返ってみると2005年「Sing」が創始されてからと言うもの、ガード隊もその演奏・演技における動きにそれ以前とは決定的な違いを求められたと思うんです?
1993京都橘女子-1
既出の「いざ、桃山! - 外伝 -」でも紹介させて頂いた画像ですが、見てお分かりのようにこの時代(Sing創始前)は現在のように激しいダンス・ステップ等を踏む事もなく、普通のマーチングスタイルだったため、ガード隊に至ってはなんと!「ブーツ」着用です。
いやいや、こんなの履いてたら…速攻で足首捻って大変な事になるでしょうね!(笑)
この時代はDMも羽飾りのついた帽子をかぶり、ベルばらも真っ青な手袋はめて、しかも「黒ブーツ」着用…ある意味相当着飾った状態でマーチングの指揮を執ってますからね!
まだ「京都橘高等学校吹奏楽部」が…おとなしい時代だったわけです(爆)

そしてバーンザフロアからパクって…じゃなく真似…いや、模倣…じゃなくって、リスペクト?して「Sing」が創始され試行錯誤を繰り返しながら、排除するもの取り入れるものなど収取選択しつつ、現在のマーチング&ダンススタイルを確立していったんですね。

さて、冒頭の方で述べました選考基準ですが、他のブログ、Youtube等のコメントなどを参考に推測を交えて記述しました。
人数が足りてるところから、マーチングでは使用しない楽器担当だから…等々の理由は何となく理解出来るのですが、あくまでもそれは「部」の「都合」ですよね?
ただ…当の「本人」達はどう思ってる、感じてるのでしょう??
もちろん、全く躊躇いは無い!って子も中にはいるのでしょうが、やはりそこは「吹奏楽部」にわざわざ入部してくるのに、楽器を演奏出来ないパートに振り分けられるという事に対しての抵抗感は多少なりとも感じると思うんですよね?
もちろん「座奏」などの場面では出番がちゃんとあるのでしょうが、京都橘と言えばやはり「マーチング」!!と言ったイメージです。
その一番の見せ所の場面で、演奏じゃなく旗振り・ダンス…ん~ここんとこは…真相はどうなんでしょうね?
京都橘の事を随分知った今のわたし的には「ガード隊」の存在と言うものはとてつもなく大きく、演奏と同じくらい重要なパート(任務)だと認識してるんですが、全く知らない人からすると、言い方を悪く言えば、ただの「旗振り」としてしか見てない人が多いと思うんですよね?(バカにしている訳ではありません)

吹奏楽、カラーカードなどの事を全く知らない人からみたら普通にそう思う…と申し上げているだけです。

今はその存在を知り、深く知るにつけ「これは…中々立派なパートだ!」と思っているんですが、やっぱり知らない人にはそう映ってしまうと思うんです。

元々ガード隊が好きでやってるとか、元々の担当楽器がマーチングにはないから!って言う部員の方ならまだそれなりに納得してやると思うんですが、座奏にもマーチングにもある楽器…例えば「クラリネット」。
パートの人数が10人いるのに、自分が出された(選ばれた)となった時、その部員さんはどう思うんでしょう?。
「えっ?どうして?なんで私??」…みたいな想いが去来すると思うんです。
オレンジのユニフォームに憧れて「京都橘高等学校吹奏楽部」に入ったのに、「吹奏」せずに「旗」を振れ!…「えぇ~っ!?」って感じで。
「私がこの中で一番(下手)って事?」とか「リストラ?」みたいな、その心の中には様々な想いが巡るんだと想像します。

そりゃそうですよね!「吹奏楽部」に入ってきたのに、「吹奏」じゃなく「旗」を振れ!ですからね。
もちろんガード隊の重要性は認識してはいるんでしょうが、どこか釈然としないものも感じている子もいると思います(おそらく大部分の子はそうなのでは?普通に考えたら、一般論ですよ?)

しかし、業務命令!!…ではなく「部」命令?(笑)なのか指示なのか、要請・要望・懇請なのかは不明ですが、選考・指名されてしまったら…中々抗うことは出来ませんよね?まだ高校生ですし、さらにそれが上級生からの指示(命令?)だったらそりゃ逆らえません!!
昭和の徒弟制度ではないですが、平成も終わろうとしている今現在でもやはりこうした「厳粛な上下関係」と言うものは年端のいかない学生の時分にも残っているのだな?と。
F川先輩MIX-5-560
こちらは2012年(109期)の笑ってコラえてで放映された「あらま、そりゃエライこっちゃな」でファンの間では有名な「F川先輩」ですが、どうやら前年(2011年ホラっちゃ先輩期)に本来の「パーカス隊」から他パートへ転向指示があったようです。本人は「嫌」だったけど、「下級生だから何も言えなかった」と告白してるわけです。
この「F川先輩」が前年にガード隊だったのか?は、各種映像を見ても確認が出来なかったんです私は(みんな同じに見える・笑)なので、ガード隊以外のどのパートだったのか?もわたし的には不明なのですが、こうした本来の担当を外されて他へ転向と言うのは社会人だけでなく、高校生ですらやはり「嫌」なもの「抵抗」を感じるわけです。
むしろ「高校生」だからこそ(若いから)余計に抵抗感があるのかもしれません。

ちなみに、本来の役どころ…と言う話ついでに。
115期男子Tp→スーザ
と、このように2016年入部の115期の橘男子の2名ですが、この2人と合わせてこの期は男子3名がトランペットが本来の担当楽器なんですが、3000人の吹奏楽時は通常通りだったのに、マーコン本番になったとたんに「スーザフォン」への変換を命じられたみたいで、3人の内2人が男子にしては細く又は少し小さな2人が大きなスーザフォンを抱えて頑張ってました。
経験がないので何とも言えないのですが、楽器は変われど同じ金管楽器って事で、案外スムーズに機種変換?出来るものなんですね?
でもきっと言われた時には「えぇ~っ!?」ってな心境だったのでは?と想像します。
でも何となくなんですが、全く京都橘高等学校吹奏楽部に在籍もしてない経験もない私でも、少し詳しく見ている内にガード隊の重要性を十分に理解出来る!…と言う事は、常に携わっている彼女(彼)らは私たちよりももっと早い段階でより深くその重要性を認識できるという事になります。
だから、実は私たちが予想しているのとは裏腹にすんなりと?快く?承諾しているのかもしれません。
そして、選考されてヤルと決まったならば、最後まで徹底的にヤル!と言う決意で。

「京都橘高等学校吹奏楽部」…オレンジの悪魔たちは常にお客さんに魅せる為、喜んで頂く為に全力を尽くす!!…その日、その時己自身がいかなるパートを担当していようとも…これなのだ!と思います。

その2に…続くかな?